代表メッセージ
CEO Message
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目次
代表取締役社長 家﨑晃一
KING OF TIMEの原点と20年以上変わらない設計思想
KING OF TIMEが生まれたきっかけは、当時当社が直面していた「勤怠管理の課題」を解決したいという、きわめて身近で切実な想いからでした。
もともと当社は携帯電話の販売店を経営する会社の子会社であり、当時は複数拠点にまたがる勤怠をいかに効率よく、正確に管理するかという課題を抱えていました。
そこで、当社に最適な管理体制を築くために、社内のエンジニアに開発を依頼したのです。
完成したシステムを実際に運用してみると、想像以上の手応えがありました。同じ悩みを抱える多くの企業へこの価値を届けたいと、外販へ踏み切ったこと。それこそが、KING OF TIMEの始まりです。
そのときから今日まで、私たちが変えずに守り続けてきた設計思想が2つあります。「クラウド型であること」と「正確な打刻を取ること」です。
当時は「SaaS」という言葉すらなく「ASP」と呼んでいましたが、どんな拠点からでもリアルタイムで管理できるクラウド型にこだわり、打刻には指紋認証を組み込んで生体認証が使える設計にしました。
「勤怠管理の一丁目一番地は、正しい打刻を取ること」という信念が根底にあり、お客様の環境がどれだけ複雑であっても正確な打刻が取れるシステムを作るという姿勢は、20年以上経った今も変わっておらず、この一点を愚直に磨き続けてきたことが、今のKING OF TIMEを作ったと私は思っています。

お客様の「最適解」のために、私たちが「勤怠から給与計算」にリソースを集中する理由
KING OF TIMEは勤怠管理をメインとしつつ、人事労務・給与計算・データ分析・電子契約などのシリーズ製品へと展開してきたので「そろそろ総合的なHRシステムを目指すのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし私たちは「KING OF TIMEの責務は給与計算まできちんとカバーすること」と考えています。そもそも勤怠管理というのは給与計算のための元データを取ることが目的です。
だから、その先のタレントマネジメントや採用管理などの領域は、当社が開発するのではなく既存の優れたサービスと連携して合わせて販売することを選んでいます。
また、機能やサービスの数が多ければいいというわけでもありません。1つのサービスで10個の機能が使えたとしても、その10個がすべてお客様にとって必要とは限らないですよね。
お客様や企業のニーズに合わせて、優れたサービス・特化されたサービスを選んで組み合わせる方が実際の業務に合っている可能性が高いです。さらに、当社では直接販売だけでなくパートナー様とのビジネスも行っており、当社でなんでも揃えるより得意領域に集中して他社の優れたサービスと組み合わせて販売してもらった方が、パートナー様にも良い結果が出るはずだと考えています。
「第二創業期」という変化と、守り続ける会社の文化とは?
当社では「第二創業期」という言葉を使っていますが、20年以上地道にプロダクトを強化しながら身の丈に合った形で成長を重ねてきて、KING OF TIMEのシェアも契約数も着実に伸びてきました。
しかし、株主を含むステークホルダーにきちんと還元していくためには従来通りの成長では足りません。
「このままの延長線上でいいのか」という問いに向き合ったとき、「やったことのないことに挑戦しなければいけない」という覚悟が生まれました。他社サービスとの連携強化に加え、クラウド化がまだ進んでいないASEAN市場へのKING OF TIME展開も本格的に動き出しています。
その一方で、時代がどれだけ変わったとしても、当社はKING OF TIMEというビジネスがメインであり、全員でKING OF TIMEについて考えるという文化があります。
営業でもエンジニアでもサポートでも、KING OF TIMEをどうよくするかをみんなで考えてきました。社員数も300人程度なので助け合いながら、自分の役割を超えて関わっていくことは変えたくないですね。

AIは敵じゃない「共存して会社を伸ばしていく」
最近はAIの普及が進み「SaaS is dead」とも言われていますが、すぐにSaaSが不要になるとは思っていません。
ただ、AIをいかに活用できるかで競争力は大きく変わると感じており、そこが今後の勝負どころだと考えています。
そこで当社では、今期から希望する全従業員にClaudeのアカウントを配布して制限をかけずに使ってもらう取り組みを始めています。まずは個人レベルで生産性を上げてもらうのを第一段階として、次のステップではチームや組織全体でAIを共通活用できる体制を整えていく予定です。
当社事業へのAI活用で考えているのは、まずサービスコストを下げること。当社は多額の広告費をかけて急成長させたり人員を一気に増やしたりする組織ではありません。営業も開発もサポートもAIを活用して浮いたリソースを、付加価値を生む部分、つまり客単価を上げる方向に投入していく。それが今考えているAI活用の方向性です。
ただ、AIはデータがなければ動かないですよね。だからこそ当社のサービス内に勤怠・労務データを蓄積して未来に備えることが、今もっとも重要なことだと考えています。

「会社の環境をフル活用して成長したい」そんな熱意ある方と一緒に走りたい
第二創業期を迎えた今、当社は変革の真っ只中にあります。そんな環境だからこそ、自分を高めたいと思っている方に来てほしいです。会社から言われたからやるのではなく、自分の生産性を上げるために動けるタイプだと嬉しいですね。「この会社の環境やリソースをフル活用して、自分自身を大きく成長させよう」くらいの気持ちで来てくれる方が、当社では活躍できると思います。
また、AIの進化によって職種の境界線が曖昧になっていくこれからの時代は、自分の専門領域だけに捉われず、多様な経験を積んでいける大きなチャンスでもあります。あらゆることに興味のアンテナを張り、「手を挙げれば裁量を持って任せてもらえる環境」を存分に活かして、ご自身のキャリアをどこまでも広げていってほしいですね。
組織の変革期を楽しみながら、ヒューマンテクノロジーズと一緒に成長したい、そんな方とぜひ第二創業期を歩んでいきたいと思っています。
組織の変革期を楽しみながら、ヒューマンテクノロジーズと一緒に成長したい、そんな方とぜひ第二創業期を歩んでいきたいと思っています。