ヒューマンテクノロジーズに入社するまでの経緯を教えてください。
大学では、コンピューターサイエンスを学んでいました。卒業後、2013年より日本企業のミャンマー支店で働き始めたのが、社会人としてのファーストキャリアです。1年ほど研修や日本語の勉強をして、1年半ほどインド支店で働いた後、来日。もともと「海外で働きたい」という気持ちこそありましたが、こうして縁もゆかりもなかった日本へやってくるなんて想像だにしませんでした。
日本では主に、ミャンマーとのブリッジSEの役割を担っていましたが、次第に、オフショアチームへの指示や管理業務のみではなく、「やはり自分の手で作りたい」という想いが沸々としてきました。そこで会社を辞めて、SESエンジニアになり、開発の勘を取り戻しながら、転職活動を行うことにしました。
数ある企業の中からヒューマンテクノロジーズに決めたのは、開発者にとって自由な環境があると感じたからです。実際に働くエンジニアに会ってみると、ちゃんと能力が高い人が上に立っている、そんな健全な組織だということがわかりました。また、海外拠点があるだけあって、外国人と一緒に働くことに不慣れでないことも安心材料となりました。
正直、最初の会社を辞めた時に、日本から帰ることも考えていましたが、ヒューマンテクノロジーズのような理想的な会社と出会えたからこそ、今でも国内に留まっているとも言えます。
現在の仕事を教えてください。
入社後、1カ月の研修を受け、勤怠管理のいろはを学んだ後、「KING OF TIME データ分析」のプロダクト開発に参画しました。外部パートナーに作ってもらったプロトタイプをベースに社内開発体制へと移行していく段階でしたが、そのプロトタイプをじっくり確認してみた結果、「このままだとうまくいかない可能性が高い」と感じたので、リファクタリングできないか上司に相談しました。上司も一緒に考えてくれて、全体的に作り直す方針転換をしてくれました。
1カ月ほどかけて、構成・構造を作り替え、UIにも手を入れ、同時に仕様書もしっかりまとめ直していきました。こうして、勤怠情報をさまざまなかたちで「見える化」し、お客様の生産性向上に貢献できるプロダクトを軌道に乗せていくことができました。
開発面においても、もともとバックエンド、APIやデータベースが主な守備範囲でしたが、ヒューマンテクノロジーズに来てからは、機能単位で担当することもあって、フロント側まで広がっています。エンジニアとしては、自分で一から十までやったという充実感を抱けるのでとてもやりがいを抱いています。
やりがいを感じた仕事のエピソードを教えてください。
現在のチームは、全部で9人のうち、私含め2名のミャンマー人と、1名のインド人がいるグローバルな体制です。このチームで一緒に切磋琢磨して、毎日楽しく仕事できています。全員リモートワークなのにすごくまとまっているし、それぞれの個性や得意分野を活かして相互に補完し合えています。
また、シェアNo.1の勤怠管理システム「KING OF TIME」をはじめとした自社製品を開発しているからこそですが、自分が思いついたアイディアや機能が出てきたら、主体的に提案して妥当性があれば、許可してくれる裁量の大きさがあるのがエンジニア冥利につきます。まさに前述した、参画時のリファクタリングしかりです。
「言われたことをやる」と「やりたいことをやる」は同じことをやるにしてもだいぶ違って、実際、ヒューマンテクノロジーズではみんな「やりたいことができている」実感が得られていると感じています。これは、SESや請負の形態ではなかなかできないことで、また、勉強したこともすぐに実践していけるわけで、日々のモチベーションはとても高く保てています。
今後の目標は?
直近の目標は、毎日楽しく仕事できるこの良いチームワークを継続していくこと、そして、提案から開発までのサイクルをもっとスムーズにすべく、技術面での自信を持てるようよりいっそう学んでいくことです。
学習では、会社で契約している Udemy を活用したり、技術書を読んだり、まだ弱いインフラを強化すべく、AWS を実際にいじって体得していったり、苦手なフロントエンドの最新技術を吸収していったりしています。
これからも担当製品が良くなるために、唯一無二の分析機能の強化をはじめ、勤怠データという企業にとっては手つかずの宝物のようなデータの可視化を積極的にシステムに落とし込んでいきたいです。それらを企業経営に活かしていただき、未来の予測に役立ててもらえれば、最高です。
また、海外開発拠点を複数持つヒューマンテクノロジーズならではとしては、いつかいろいろな国に赴いて、同じようにグローバルなチームワークを機能させることができたらおもしろいなと企んでいます。
応募者へのメッセージ
IT業界の中には様々な企業があります。そんな中で自分にふさわしい会社をどうやって選ぶべきかですが、私は、自分がやりたいことをやらせてくれる環境を重視すべきだと考えています。
たとえば、リーダーになりたい、出世したい、技術を極めたいといった、それぞれ想いがあると思いますが、ヒューマンテクノロジーズは、自分のがんばり次第でチャレンジさせてくれる会社です。そのために必要な知識やスキルも自ずと見えてくるので、成長のモチベーション維持もしやすいはずです。
また外国籍の方で言えば、英語はできるけれども、日本語はわからない、という方には難しいかもしれません。というのも、勤怠管理システムの性質上、法律をはじめとした政府の決めたルールを、条文ベースで理解・読解しなければならない場面が多くあるからです。技術に加えて、そうした特徴に興味が持てるかもポイントなので、この点だけご留意のうえ、グローバルな会社づくりをともにやっていける仲間のご応募をお待ちしております!
プライベート
休みの日は、日本語の正しい使い方・発音・イントネーションをもっと学び続けようと、週末は1〜2時間くらいずつ勉強したり、友だちと買い物や食事に行ったりしています。半年ほど前からは、デスクワークで鈍った身体を改善しようと、テニスを始めました。スポーツは苦手なんですけど、運動すると身体がしゃきっとするのがわかり、そこが良いなと思っています。