PEOPLE

サポートからエンジニアへ転身
業務知識・製品知識×技術の二刀流

  • #エンジニア
  • #カスタマーサポート

T.KISHIMOTO

キャリアヒストリー

2017
1月、旧カスタマーコンサルテーション部にオペレーターとして入社し、半年後の6月にはオペレーターからSVに業務内容が変更、8月からは当時の新しいプロダクトであるリクナビHRtech勤怠のSVに異動 サポート業務の立ち上げに参加。
2018
上記プロダクト終了に伴いSVに復帰
2021
SVから自分自身が長く仕事を続けていく上でより自分に合った仕事を選択したかったため、開発エンジニアにジョブチェンジ

ヒューマンテクノロジーズに入社するまでの経緯を教えてください。

北九州出身で、大学進学を期に住み着いた大分。その大学時代にコールセンターでアルバイトをしていたのですが、そこでたまたま割り当てられた業務が「KING OF TIME」のオペレーターだったんです。

若さゆえ、学生気分でテキトーに仕事をしていたところ、ヒューマンテクノロジーズの担当者にすごく怒られました。ただ、なぜか当時の私はそこでふてくされることなく、「たしかに正論だな」と納得し、それ以来、素直に機能全般を学んで行ったんです。次第に、評価されるようになって、やりがいを感じるようになっていったんだと思います。

就職にあたり、BPOの会社に入社し、SVを務めるようになりました。6~7社のアウトソーシングを担当していたのですが、楽しいは楽しいのですが、「忙しい・帰れない・休めない」の三重苦で、「これ続けてもダメだ、プライベートも充実させたい……」と悟りました。

退職して、母親の薦めもあって公務員目指して勉強を開始したのですが、その最中、久しぶりにアルバイト時代お世話になったヒューマンテクノロジーズの担当者と話す機会があり、仕事辞めた話をしたところ、誘われた次第です。幸い、昔取った杵柄で「KING OF TIME」の製品知識があってオンボーディングしやすいし、良い会社だし、成長できそうだと感じました。蓋を開けてみれば、予想以上にホワイト企業で、入社しばらくは毎日早退している気分でした。

現在の仕事を教えてください。

そんな経緯での入社だったので、ある程度サポートの即戦力として動けました。入社半年後には、お客様担当のSVに昇進。評価もされ、もちろんそれに応じて給与もついてきたので、端から見れば出世コースに乗っていたように見えたかもしれません。

一方、個人的には30歳がという節目が見え始めた頃から、「自分には軸がない」という気づきがあり、「人生の方針をしっかり考えないと」という焦燥感を抱いていました。というのも学生時代から、ある意味なりゆきで携わってきたサポートの仕事にどこか違和感を覚えていたのです。

実は私はもともとゲーム少年で、それほどコミュニケーション強者ではないんです。同じく問題解決であっても、コツコツと積み上げていくものづくりにこそ、自分の生きる道があるのではという想いが高まってきました。そこで、意を決して「エンジニアに興味がある」と伝えたのです。

サポートからエンジニアの転進の前例はなかったこともあって、上司も戸惑っていましたが、しっかりと揉んでいただき、しばらくしてゴーサインが出たんです。そして外部の研修機関に預けられ、私のエンジニア人生が始まりました。やってみたらやっぱりおもしろくて、直感は間違っていなかったなと。

こうして現在は、サポートでの経験・製品知識・業務知識を活かして「KING OF TIME」を開発する毎日です。

やりがいを感じた仕事のエピソードを教えてください。

お客様満足を追求するサポート・SVもやりがいに満ちた仕事ですが、エンジニアならではの醍醐味は、やはりものを完成させた時の達成感。難題を解決してコードに落とし込む時、コンパイルエラーやバグを調査し解消していく過程、すべてが「どこまで山を登れるか」といった自分との戦い・挑戦で、そのスリルもまた楽しいと感じています。

一方で、開発をするうえで、サポート経験が私の強みになっていると感じる機会が多くあります。たとえば、何か不具合が起きたときの問題の切り分けだったり、テストのオペレーションだったりは、むしろ私が他のエンジニアにアドバイスできるくらいでした。高い技術力で独創的なコードを書くことも大事ですが、こうした現実が見られるかどうかも重要だと感じています。

また、自分自身がSV時代に「こういう機能が欲しい」とリクエストした機能があったのですが、それが回り回って自分で開発することになりました。お客様に適した設定を提案する「KING OF TIME」ならではの機能なのですが、結果的に豊富なサポート経験がある自分にしかできないきめ細かさが実現できたと自負しています。

今後の目標は?

私が描く将来像は、「業務知識・製品知識」と「技術」両方備えた、「二刀流」エンジニアです。お客様の実務への想像力をもとに、サポートと開発のシームレスな橋渡しをしていければと考えています。

そのうえで私が心がけたいのが、いつまでもコードを書き続けること。やはり現場感覚を鈍らせず、常に最前線にいたい。それくらい実務というものは変わり続けるので、食らいついていきたいです。

そしてゆくゆくは、単にお客様の要望を吸い上げるマーケットインにとどまることなく、「KING OF TIME」ならではのコンセプトを明確にして、期待や想像を超える機能を提供し、人時生産性を向上させる Win-Win の製品づくりに貢献していく所存です。

応募者へのメッセージ

前例のない転進をすることができた私がまさに生き証人ですが、ヒューマンテクノロジーズは、しっかり考え抜き、結果を残しさえすれば、個々人のやりたいことに寄り添ってくれるので、どんな可能性も広がっている会社なんです。

そういう点でも、目の前の仕事だけではなく、その先や、周囲までアンテナを張るといった広い視野を持つ方に向いていると思いますし、それが直接的に成長につながっていくという好循環を生み出すはずです。

こういう環境だからこそ、私自身他社でエンジニアを目指すという選択肢が一般的にも関わらず、転換を望んだわけです。この上なく働きやすい環境で、キャリアをかけて愛を注げる、シェアNo.1の製品のものづくりに関われるのは、エンジニア冥利に尽きるでしょう。

プライベート

実は、大分オフィスには、ブレイクダンス界の有名人が所属していて、その影響でダンスを始めました。学生時代ロックバンドを組んでいたほど音楽好きなのですが、今はヒップホップにハマっていることもあって興味を惹かれたのと、太りやすい体質の私にとって「ダンス始めれば一発で痩せるよ」という誘い文句が響いたからです。コロナ禍で休止していましたが、同時に太ってきたので近いうち再開したいです。 もう1つの趣味はゲーム。写真のように自作PCにうん十万かけていて、社内の仲間と今は『Call of Duty』で遊んでいます。

1日のスケジュール

10:00

スケジュール・タスク・メール・チャット確認

フレックス勤務の為、10時から勤務開始
本日取り掛かる作業などを確認したり当日のスケジュール、メール、Teams、Slackを確認する。

11:35

チーム朝礼

チーム朝礼でチーム一人ひとりが小話をしてから本日の業務内容を報告します。雑談からスタートできるので良い感じに温まった状態で業務を開始できます!
自チームの皆さんの私生活が垣間見えるので、リモートワークならではの誰と仕事しているかわからないような感覚はここで抑止できているのかもしれません。

11:50

コーディング作業等

基本的にその時々で対応しているタスクによって作業内容は変わります。案件対応中であれば、コーディングであったり、そこで必要な内容を調べたりしています。テスト期間であれば、各種案件ごとのテストを行ったりしています。若干余裕がある場合は午前中はエンジニア関連の書物を読んだりします。

12:30

昼会

昼会は複数チームで参加し、対応しているケースの進捗状況の共有やKOT関連で表示しているエラーの対応について確認します。

13:00

休憩

在宅勤務の場合は歩いてコンビニまで昼食を買いにいったり自宅でかんたんに料理します。時間があれば15分眠ります。
出勤中の場合はコンビニで昼食を買って食べ、15分ほど眠ります。

14:00

コーディング作業等

午前中の続きを行います。

16:00

メンターメンティーミーティング

メンターと現在の状況について雑談ベースで話しつつ現在対応しているタスクの相談しアドバイスをもらいます。
私の場合は次回ミーティングまでに達成する目標を定めて、都度達成状況の報告を行うようにしています。

17:00

コーディング作業等

業務終了までコーディングを続けます。